浮気相手と過ごした夫…待ち受けていたのは全てを失う未来だった

H.Nさんの体験談(30代 / 営業事務)

「もう連絡してくるな!」と夫が怒鳴ったあの日、私の中で何かが壊れました。浮気の疑惑が膨らむ中、義母の発言がさらなる火種を投じ、私の不安は確信へと変わっていったのです。そして、夫が出張だと称して出かけた先で何をしていたのか――、全てが明らかになった瞬間、彼の未来は一変しました。


義母の一言で浮上した疑惑

「最近、母さんが寂しがってるから実家に顔を出してくる」と夫が言い始めたのは数カ月前のことでした。しかし、義母から電話がかかってきたある日、彼女はこう言ったのです。

「息子なんて正月以来、うちには一度も来てないわよ。」

その言葉に耳を疑いました。夫は週に一度以上義実家に泊まりに行っているはずだったのに。疑問を抱きながらも、義母に詳しく話を聞くと、

「浮気相手のところにでも行ってるんじゃない?」

そう笑いながら話す義母に、私は何も言い返せませんでした。その後、夫に問いただすと、「忙しいんだ、いちいちうるさい!」と怒鳴られるばかりでした。


出張と称した浮気旅行

夫が「出張に行く」と言い残して家を出たのは、それからしばらく経った週末のことです。「今回の出張は重要だから絶対に連絡してくるな」と念を押され、私は連絡を控えていました。しかし、その3日目、夫の会社から電話が入ったのです。

「ご主人が今週無断欠勤をしています。解雇通知を準備していますが、本人に連絡が取れないため、状況をお聞きしたいのですが…。」

出張のはずの夫が、会社には出勤していない――。その時点で、私は興信所に依頼していた調査結果を確認することにしました。そこには、浮気相手とホテルに滞在する夫の写真が複数枚添えられていたのです。


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