YouTuberヒカキンが、現金150万を手にし、「逃走中元旦3時間スペシャル」にて逃走成功したことを発表した。
しかしその横で負のオーラを放つのはヒカキンの実の兄であり同じくYouTuberのセイキン。2回目の出場だった彼は、SNSでたくさんの応援をもらっていたにも関わらず即確保されたということで、隣で複雑な表情を浮かべていた。
ヒカキンは今回のスペシャルで「逃走中」出場は6回目。成功への道のりが厳しいことを重々心得ているゆえ、まさか成功してしまうとは思わなかったという。歴史を積み重ねてきてやっと掴んだ勝利である。
今回の逃走中はスペシャルということもあり出場者の数は多く、撮影されたシーンも多かったもののテレビでは放送されなかった部分も多い。今回はそんな裏話について話してくれた。
最初はセイキンと2人で行動していて、別行動した直後に会場が真っ暗になった事、そしてそれはヤラセではなく本当に知らされていないイベントで、本心で焦っていたということ。ヒカキンの知らない間にハンターと格闘してたセイキンだが2体のハンターにより挟み撃ちされあえなく確保、そしてその知らせを受けたヒカキンは「自分のやる気までそがれた気分だった」と話した。
捕まって牢屋の中にいる間セイキンたちにはVTRが流れているわけでもないので、一体何が起こっているのかそわそわしながら待ち続けていたという。制限時間が1時間、30分…と進んでいく中一向に牢屋に来ないことに気づき、確保されたメンバーたちで「あと残っているのはヒカキンくらいなのでは…?」と盛り上がっていたそう。
その間ヒカキンはというと、残り5分までは持ち前の察知能力でうまく立ち回っていたが、さすがのラストスパートでは周りにハンターがうじゃうじゃいる中「足がもげてもいいや」「死んでもいいや」と思いながら全力疾走したと話した。ハンターとの距離が残り3mほどのギリギリまで迫ったところで時間が0になり、すぐそばで停止したハンターを見て涙が出たという。そのプレッシャーの大きさたるや計り知れません。
苦労して手に入れた150万。この使い道は動画のコメント欄で募集するとのこと。ヒカキン自身はあまりにも思い入れのあるこの150万を使わずに取っておくのもありだなと話した。